広告管理画面のコンバージョン数と実際の問い合わせ件数が合わないときは、まず「何を1件と数えているか」「どの期間を比較しているか」「正しく計測できているか」を確認します。数値の違いだけで、広告が悪い、計測が全部間違っているとは判断できません。
FUNLYでは、媒体上の成果と実受注・売上を分けて確認します。とくに計測設定や成果地点が変わった前後のCPAは、同じ条件の数字として単純比較しないことが大切です。この記事では、問い合わせ獲得型のサイトで、確認漏れを減らす順序を整理します。
最初に「CV」の中身を揃える
CV(コンバージョン)は、広告の成果として設定した行動です。フォーム送信完了を数えている場合もあれば、問い合わせボタンのクリックを数えている場合もあります。ボタンを押した全員が送信するわけではないため、クリック数と受信件数が違うこと自体は不自然ではありません。
Google広告では、購入・登録・電話問い合わせなど、価値があると判断した行動を成果として設定できます。何が設定されているかを確認することが出発点です。参考:Google広告ヘルプ「コンバージョン測定について」
| 記録する数字 | 確認する内容 | 混同しやすいもの |
|---|---|---|
| 広告管理画面のCV | 成果イベント名と発生条件 | ボタンクリックと送信完了 |
| フォームの受付件数 | 受付日時と送信内容 | テスト送信・重複・営業連絡 |
| 有効問い合わせ | 対象となる相談の定義 | すべての問い合わせ件数 |
| 商談・成約 | 商談化と契約成立の条件 | 問い合わせが入った月と成約した月 |
件数が合わないときの確認順序
1.同じ期間・同じ対象を比べる
開始日と終了日、タイムゾーン、対象フォームを揃えます。広告経由だけの数字と、自然検索や紹介も含む全問い合わせを比較していないかも確認してください。問い合わせ日と広告への接触日など、日付の基準が異なる集計は、その前提も記録します。
2.媒体ごとの成果を単純に足していないか確認する
1人が複数の広告媒体に接触することもあります。各媒体がどの接触を成果に結びつけるかは設定などによって異なるため、媒体のCVの合計を、そのまま重複のない顧客数とみなさないようにします。社内の受付台帳でも、同じ人からの複数送信をどう扱うか決めておきます。
3.計測イベントの発生条件を確認する
送信に失敗してもイベントが発生していないか、完了ページの再表示で重複していないか、別のフォームの操作まで拾っていないかを確認します。タグやプラグインを複数使っている場合は、どこから何が送られているかを一覧にしてください。
設定に疑いがある場合は、確認用の送信であることが分かるようにし、フォームの動作と計測ツールの記録を照合します。実際の受信確認を担当する人にも伝え、テスト分が営業実績に混ざらないようにします。
4.「計測できない」と「問い合わせが来ていない」を分ける
実際には問い合わせが入っているのに管理画面でゼロなら、成果がなかったと即断せず、計測設定・反映状況を調べます。逆に、管理画面に成果があっても受信できていないなら、フォームの受付記録と通知メールの到達を別々に確認します。
原因が分かるまで、変更履歴を残す
調査中にタグ、LP、広告、入札を同時に変えると、どの変更が差に影響したかを追いにくくなります。事業上急ぐ修正は優先しつつ、「変更日時・変更内容・担当者・確認結果」を残しましょう。古いデータを新しい定義に合わせて無理に書き換えるのではなく、比較できる期間を区切ります。
共有表には、日付、対象フォーム、媒体上のCV、実受付件数、テスト・重複件数、有効問い合わせ件数、計測変更の有無を設けると整理しやすくなります。誰が見ても同じ意味で集計できることを優先します。
よくある質問
広告管理画面と受付件数は、完全に一致させるべきですか?
対象範囲や成果の数え方が違う場合、完全一致を目標にすることが適切とは限りません。まず差の理由を説明できる状態にし、同じ条件で傾向を追えるようにします。
計測を直せば、問い合わせの質も改善しますか?
正しく数えることと、商談につながる人を集めることは別の課題です。計測を整えたうえで、広告の訴求、LP、対応内容まで見直します。
FUNLYへのご相談
「媒体のCVと社内の数字が合わない」と感じたら、集計期間と、何をCVにしているかが分かる情報をご用意ください。計測設定の調査・実装が必要な場合は、対応範囲と費用を個別にご案内します。計測と広告運用について相談する
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発信元:合同会社FUNLY|代表プロフィール
内容確認日:2026年9月20日。媒体の仕様・表示名称は変更される場合があります。

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